伏線
伏線なのかな?07話でイサコがイリーガルについて語ったところのせりふ。嘘だといっているが、これは本当なのかな。8話で出てきたイリーガルがカンナの行方不明になっていたペット、クロエだったし。
- イサコ
- あれは呪われた生き物
- ヤサコ
- 呪われた生き物?
- イサコ
- 空間のゆがみで生まれたできそこないの生き物。こっちに出てくる以前の記憶をすっかり無くしてるけどね。例えばそう、自分が何者だったのかすら、やつらは言ってみればあの世界の亡者よ。それが消えずにあてどなくさまよい続けている。
- ヤサコ
- なぜ、ペットを襲うの?
- イサコ
- ペットの体など本当は問題じゃない。そこは単なる避難場所にすぎない。新しい空間ではそうしないとすぐに体が溶けてしまうからだ。彼らが本当に欲しいものは別にある。自分の正体を忘れてしまっているのに、それだけは本能だけが覚えているのだ。それは人間の子供に近づくという本能。
- ヤサコ
- 子供に?
- イサコ
- やつらが本当に入り込みたい場所は子供の電脳体
- ヤサコ
- え、そんなどうして?
- イサコ
- 知りたいの?本当に知りたい?
- ヤサコ
- な、なによー
- イサコ
- 教えてあげる。奴らはね食べるのよ。子供の魂をね
- ヤサコ
- 魂を?
- イサコ
- そうよ内側にもぐりこんで、むしゃむしゃとね
- ヤサコ
- そんなことあるわけない。だってイリーガルは電脳世界のものじゃない
- イサコ
- それがあるのよ。呪われた方法がね。都市伝説で語られるだけになっているけど、実際に食われた子供がいるのよ
- ヤサコ
- そんな、ばかな
- イサコ
- あんたも気をつけたほうがいい。やつらの好物はあんたみたいなおめでたい無防備な子供の魂よ
- ヤサコ
- やめてよ
- イサコ
- 気をつけなやつらは気づかない間に忍び寄ってくる。そして食っちまうんだ。お前の魂をな!
- ヤサコ
- やめてー